京都市における染色業の多い地区の死因別死亡率
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概要
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In 1971 and 1973, Yoshida, et al. reported a higher relative risk of urinary bladder cancer among the workers of dyeing factories in Kyoto city. In order to confirm thjs, death certificates in Kyoto city from 1969 to 1972 were retrospectively investigated. Kyoto city was devided into three areas, that is, areas with high, medium and low clusterings of dyeing factories, and the differences of the mortality rates of a11 causes of deaths among these three areas were examined. As a result of this study, a statistically significant difference of the mortality rate of bladder cancer could not be found for males. But, the relative risk of bladder cancer in the areas with high and medium clusterings of dyeing factories compared to the area with low was found to be l.45. Therefore, the reIationship between dyeing work and bladder cancer could not necessarily be denied. It is, thus, necessary to carry out a prospective study, by which a more precise result can be obtained. In addition, our study revealed a significantly high mortality rate of skin cancer among the areas with high and medium clusterings of dyeing factories for males, observing a relative risk of 3.88. The observed association between skin cancer and dyeing work should be further studied.
- 社団法人日本産業衛生学会の論文
- 1980-01-20
著者
-
吉田 修
京都大学医学部泌尿器科学教室
-
宮川 美栄子
島田市民病院
-
吉田 修
京都大学医学部泌尿器科
-
山口 直人
産医大環境疫学
-
岡田 裕作
京都大学医学部泌尿器科学教室
-
土屋 健三郎
産業医科大学
-
杉田 稔
慶応義塾大学医学衛生学・公衆衛生学教室
-
宮川 美栄子
京都大学医学部泌尿器科学教室
-
大城 清
京都大学医学部泌尿器科学教室
-
山口 直人
慶応義塾大学医学衛生学・公衆衛生学教室
-
山口 直人
慶応義塾大学 衛生学
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