「結合子による高階単一化」再考
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概要
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高階単一化のアルゴリズムとしては,Huetによる射影と模倣に基づく手法が有名である.これに対してDougherty提案の結合子を利用したアルゴリズムでは,高階単一化をナローイングで扱うことができ,射影や模倣による手法に比べ,著しく扱いが簡単になる.しかし,Doughertyの論文は理論的明解さに欠けるので,我々は,アルゴリズムやその健全性・完全性の証明の記述の簡素化を試みた.さらに修正したアルゴリズムの実装を行い,その結果に基づいて,アルゴリズムの正当性や効率化について再検討した.
- 日本ソフトウェア科学会の論文
- 1997-03-17
著者
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