ワーグナーにおける救済概念の深化
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概要
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Richard Wagners Buhnenwerke sind eine Art von Variationen um das Thema "Erlosung". Dieser Begriff gewann erst im "Tannhauser" ein grundlegendes Gefuge, und zwar durch eine Unterscheidung zwischen "Heil" und "Erlosung". Diese bedeutet ein tief empfundenes Wiedererlebnis des Leidens Christi am Kreuz. Wagner wollte diese Idee im bemerkenswerten Prosaentwurf "Jesus von Nazareth" (1849), einem Ergebnis seines Studiums vom Neuen Testament, weiterentwickeln. Wagners Erganzungen zum Entwurf machen sein eigenes Jesus-Bild in diesem scheinbar Evangelientreuen Passionsdrama klar. Jesus, der den Titel "Judenkonig" ablehnt, ist der Erloser aller Menschen. Er ubt sein Erlosungsamt durch seine Lehre von der Liebe und sein Opfertod aus. Die Liebe vernichtet das Gesetz, Quelle der Sunde, und bringt den Menschen in seine naturliche Lage zuruck, wo er Gott in sich erkennen kann. Mann soll sich Jesus' Opfertod als Vorbild nehmen, weil dieser eine Aufhebung des Egoismus und die vollendeste Tat der Liebe ist. Es ist erstaunlich, dass Wagner eine solche unrevolutionare Konzeption am Vorabend der Dresdner Revolution vorbereitet hat. Letztlich konzentrierte er sich im "Parsifal" auf dem Erlosungsbegriff. Sein Grundgedanke ist hier als Prozess einer Erreichung dramatisiert. Der Titelrolle lebt das Leiden Christi nach, wird zum Erloser und "erlost" Christus.
- 美学会の論文
- 1999-09-30
著者
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