対数変換CCDラインセンサ(<論文小特集>(固体撮像とその関連技術))
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概要
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CCD固体撮像素子にとって, ダイナミックレンジの拡大は残された大きな課題である.これを解決するために, 我々はMOSFETのサブスレッショルド特性を利用した対数変換回路を各画素に内蔵した, 対数変換CCDラインセンサを開発した.画素数2240×3画素, 受光部面積12μm口, 対数変換部のFETのL/W=12/10μmで, 5桁を越える光量変化に対してその対数に比例した出力が得られることを確認した.対数変換CCDラインセンサは, (1)ダイナミックレンジが広いので, 高輝度・低輝度被写体を同時に取れる, (2)濃度に比例した出力が得られるので, ディジタル化しても階調豊かな画像を得ることができ, また, シェーディング補正が加減算でできる, という特長を持つ.これらの特長により, 対数変換CCDはディジタルコピヤカメラ型スキャナフィルムスキャナ等への応用が期待される.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1995-02-20
著者
-
西田 直樹
ミノルタ株式会社研究開発本部
-
宮武 茂博
ミノルタ株式会社
-
石田 耕一
ミノルタ株式会社
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宮武 茂博
ミノルタ
-
高田 謙二
ミノルタ株式会社研究開発本部
-
中村 里之
ミノルタ株式会社研究開発本部
-
草鹿 泰
ミノルタ株式会社研究開発本部
-
岩本 剛志
ミノルタ株式会社研究開発本部
-
野村 慶一
ミノルタ株式会社研究開発本部
-
鮫島 幸一
ミノルタ株式会社研究開発本部
-
西田 直樹
ミノルタ株式会社光技術部
-
高田 謙二
ミノルタ株式会社 研究開発本部
-
中村 里之
ミノルタ株式会社 研究開発本部
-
草鹿 泰
ミノルタ株式会社 研究開発本部
-
高田 謙二
ミノルタ株式会社
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