消去可能小型光ディスクシステム
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概要
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今回, 相変化型の追記および消去可能型媒体で, φ120,φ130のディスクサイズに対応した小型光ディスク記録再生装置を開発した.消去ビームの作成には非点収差を利用した方法を提案している.プリグルーブの形状に対する記録再生の諸特性について解析し, CNR, クロストーク, トラッキング信号, アドレス信号の観点から最適の形状を選択し記録再生特性を示した.追記型媒体において64dB以上, 消去可能型媒体では55dB以上のCNRが得られている.消去特性に関してはイニシャライズのパワーが重要な要因であり, 記録パワーの変化に対して安定に消去するためには, 深めのパワーで初期化することが必要であることが明らかになった.また, この装置による1125本高精細度静止画+PCM音声システムへの応用について述べた.
- 1986-06-20
著者
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糸長 誠
日本ビクター株式会社技術開発本部
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後藤 浩行
日本ビクター(株)中央研究所
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宮武 英明
日本ビクター株式会社開発研究所
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糸長 誠
日本ビクター(株)技術開発本部
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糸長 誠
日本ビクター株式会社開発研究所
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龍口 和雄
日本ビクター株式会社開発研究所
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