固体赤外線映像変換装置
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概要
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粉末状のCdSe光導電体を焼成し, その光導電特性を研究した。この粉末CdSe光導電体層とZnSエレクトロルミネッセント層とを組合せ, 構造的, 動作温度的に検討することによって固体赤外線映像変換装置を可能とした, 得られた装置は, 0.7〜1.2μmの近赤外域に感度をもち, 0℃に冷却した状態では, その最低検知入力強度は4×10^<-10>W/cm^2に達し, 約300℃の黒体像に感ずる。解像力は3〜8本/mm, 応答時定数は数10msから数secで, 光導電体層の厚さおよび動作条件に依存する。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1973-08-01
著者
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