1200DPI-CCD密着センサモジュールの開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1200DPIの解像度を有する完全5V駆動のCCD密着センサモジュールを開発した。本モジュールはカラーイメージスキャナに使用され、インライン型CCDイメージセンサ、ロッドレンズアレイ、LED、導光体より構成されている。CCDセンサは直線状に8本並び、各センサにはカウンタ回路を内蔵しており出力信号を順次切り換えて読み出せるので、1つの出力端子より画像信号をシリアルに出力できシステムの簡易化が図れる。また、チップつなぎ間の距離を狭くする事で、1200DPI化に伴う画素ピッチの縮小により厳しくなったつなぎ部の画像劣化を緩和している。CCDセンサチップの採用により、5MHzの高速データレートと高S/N化が実現されて、高画質・高速読み取りに対応しており、1200DPIモジュールを使用したカラーイメージスキャナの普及が期待される。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 2000-11-01
著者
-
大木 正幸
東芝マイクロエレクトロニクス
-
物井 誠
東芝セミコンダクター社
-
物井 誠
株式会社東芝セミコンダクター杜
-
馬場 俊彦
東芝セミコンダクター社
-
益子 聖一
東芝マイクロエレクトロニクス株式会社
-
時任 良彦
東芝セミコンダクター社
-
伏見 武志
東芝セミコンダクター社
-
仁田 真一
東芝セミコンダクター社
-
長栄 勲
東芝セミコンダクター社
-
大木 正幸
東芝マイクロエレクトロニクス株式会社
関連論文
- 6)ドライバ内蔵5340画素/3648画素CCDリニアイメージセンサ(情報入力研究会)
- ドライバ内蔵5340画素/3648画素CCDリニアイーメジセンサ
- 情報センシング(画像エレクトロニクス)(映像情報メディア年報)
- 10)静止画用狭帯域カルニコンカメラの試作((テレビジョン電子装置研究会(第73回) 画像表示研究会(第30回))合同)
- 1200DPI-CCD密着センサモジュールの開発
- 1200DPI-CCD密着センサモジュールの開発
- 5)4ライン間隔5,000画素×3ラインカラーセンサ(情報入力研究会)
- 2)ドライバ内蔵インライン密着型CCDセンサ([テレビジョン方式・回路研究会テレビジョン電子装置研究会]合同)
- 1-1 情報センシング(1.画像エレクトロニクス)(映像情報メディア年報)
- 4μmセル CCDリニアイメージセンサ
- 4μmセルCCDリニアイメージセンサ
- 2)カルニコンの立ち上がり残像改善(〔テレビジョン電子装置研究会(第80回)画像表示研究会(第37回)〕合同)
- 4)メモリ内蔵密着型CCDイメージセンサ(テレビジョン電子装置研究会(第136回))
- 4ライン間隔5,000画素×3ラインカラーセンサ : 情報入力
- 5)超高感度CCDリニアイメージセンサ(情報入力研究会)
- 1)高感度型CCDリニアイメージセンサ(テレビジョン電子装置研究会)