タングステン蒸着酸化物カソード
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概要
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CRTの高画質化、高輝度化を実現する、高電流密度動作が可能なタングステン蒸着カソードを開発した。本カソードは、世界に先駆け当社が開発した、酸化スカンジウム分散型カソードをさらに1.5倍上回る3A/cm^2の高電流密度動作が可能である。基体金属のNi上に設けたW薄膜が、基体金属と拡散し、微細な凹凸構造を持つNi-W層を形成する。その結果、電子放射物質との接触面積が増加すると共に、高抵抗な中間生成物が微細構造中に分散される。しかも、W自身の還元効果もプラスされるため、ライフ全般に渡って電子放射源であるバリウムの生成能力が維持され、高電流密度動作が可能となる。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1999-07-09
著者
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大平 卓也
三菱電機株式会社先端技術総合研究所
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寺本 浩行
三菱電機
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寺本 浩行
三菱電機先端技術総合研究所
-
齋藤 正人
三菱電機先端技術総合研究所
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大平 卓也
三菱電機先端技術総合研究所
-
渡辺 昭裕
三菱電機先端技術総合研究所
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新庄 孝
三菱電機ディスプレイデバイス統括事業部
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渡辺 昭裕
三菱電機株式会社先端技術総合研究所
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