マルチディスプレイシステムの輝度・色自動調整技術の開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
マルチディスプレイは複数個のコアディスプレイを組み合わせて一つの大画面を構成しているため、各コアの輝度・色を合わせる調整が必要である。しかし目視調整では、調整時間の短縮や調整精度の確保の点で問題があるため, 目視調整に代わる自動調整システムを開発した。この自動調整システムはマルチディスプレイの画面全体をビデオカメラで取り込み、画面上の各点のRGB輝度データをフレームメモリに取り込む。更に上記取り込んだデータをパソコンで比較・演算し、マルチディスプレイの画面全体が均一になるように補正し、自動的に調整する。このシステムにより目視調整に比べて色差で約8倍の精度を確保でき、調整時間も約1/7に短縮できる。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1995-06-23
著者
-
井上 文夫
(株)日立製作所映像メディア研究所
-
井上 文夫
(株)日立製作所マルチメディアシステム開発本部
-
春名 史雄
(株)日立製作所映像メディア研究所
-
幸松 孝憲
(株)日立製作所マルチメディアシステム開発本部
-
春名 史雄
株式会社日立製作所
-
幸松 孝憲
(株)日立製作所 横浜研究所回路システム研究部
関連論文
- 1)画質評価と多変量解析([情報ディスプレイ研究会視聴覚技術研究会画像通信システム研究会画像応用研究会]合同)
- 画質評価と多変量解析 : 視覚と画質関連および一般 : 情報ディスプレイ : 視聴覚技術 : 画像通信システム : 画像応用
- 10-19 液晶テレビのズーム機能
- 5-11 OA用10形液晶パネルへのTV表示
- 3)5形液晶カラーテレビ(画像表示研究会)
- 5形液晶カラーTV : 画像表示
- 8)液晶CTV付VTRの開発(コンシューマエレクトロニクス研究会)
- 液晶CTV付VTRの開発
- 5-6 5形液晶カラーテレビの開発
- 1-1 HDマルチディスプレイシステムの高画質化技術の開発
- 2種類の蛍光体によるビームインデックス方式の位相誤差の解析
- 3)4形偏平カラーテレビ(画像表示研究会(第114回))
- 4形偏平カラーテレビ
- 1)小形ビームインデックス方式カラーディスプレイ装置((テレビジョン方式・回路研究会(第90回)テレビジョン電子装置研究会(第118回)画像表示研究会(第79回))合同)
- 小形ビームインデックス方式カラーディスプレイ装置(「小形のディスプレイとカメラ」)
- 4)マルチディスプレイシステムの輝度・色自動調整技術の開発(〔情報入力研究会 情報ディスプレイ研究会〕合同)
- マルチディスプレイシステムの輝度・色自動調整技術の開発
- マルチディスプレイシステムの輝度・色自動調整技術の開発
- マルチディスプレイシステムの輝度・色自動調整技術の開発
- 高耐圧アドレスドライバIC(Hi-AD IC)を用いたPDP片側駆動方式(ディスプレイ一般)
- 高耐圧アドレスドライバIC(Hi-AD IC)を用いたPDP片側駆動方式
- 20-11 TVホワイトスペースを活用した災害・防災向けデータ伝送システムの検討(第20部門無線光伝送)
- 7-7 TVホワイトスペースを利用した災害・防災向けデータ伝送システムの干渉と伝送特性(第7部門無線・光伝送)