高分子と液晶分子の相互作用と複合膜の電気光学効果 : 表示記録用有機材料・デバイス関連 : 情報ディスプレイ
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概要
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(高分子/液晶)複合膜の相分離構造に由来する強い光散乱の原因について考察した。(高分子/液晶)複合膜の相分離構造は、溶媒蒸発過程のスピノーダル分解を経て形成され、相分離の構造周期は溶媒蒸発速度が大きいほど小さくなった。光スイッチングにおける立ち上がり時間、立ち下がり時間、及びしきい値電圧は液晶チャンネルの大きさに依存し、液晶チャンネルが大きくなるほど、それぞれ短く、長く、及び小さくなった。光スイッチングヒステリシスの発現機構として、電圧印加による相分離構造界面での誘電加熱を提案した。さらに、高分子壁面上での液晶分子のアンカリング効果を非線形誘電測定より評価した。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1993-08-27
著者
-
梶山 千里
九州大学工学部
-
菊池 裕嗣
九州大学工学部応用物質化学科
-
西脇 潤一郎
九州大学工学部応用物質化学科
-
米倉 修
九州大学工学部応用物質化学科
-
米倉 修
九大工
-
菊池 裕嗣
九州大学工学部 応用化学科
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