糖タンパク質の N-結合糖鎖の癌性変化とその臨床応用。形質膜糖タンパク質の問題を中心に
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概要
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Enrichment of complex type N-linked sugar chains containing the Galβ1→4GlcNAcβ1→6 (Galβ1→4GlcNAcβ1→2) Man group was found to be the structural background of Warren-Glick phenomenon. This alteration is induced by enhanced expression of N-acetylglucosaminyltransferase V in malignant cells. The phenomenon is positively correlated with the tumorigenicity and the potency of blood-borne metastasis of tumor cells. Further investigation of the surface sugar chains of lectin mutants of mouse B16 melanoma revealed that the occurrence of sialylated tetraantennary sugar chains is essential for the metastasis of tumor cells.
- 公益社団法人日本薬学会の論文
- 1992-06-25
著者
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