高周波磁化応答のシミュレーション : 記録ヘッドの磁化反転過程の検討(シミュレーション及び一般)
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概要
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高周波磁気記録において、記録電流の周波数を高くすると記録磁界の立ち上がりが遅れてしまうことが指摘されている。本研究では、高周波磁化応答を、Landau-Lifshitz-Gilbert(LLG)方程式に渦電流を導入して、コンピューターシミュレーションによって調べた。周波数を高くするとヘッドの磁化反転は小さくなったが、その時に発生した渦電流による磁界は外部磁界の10〜20%程度だった。一方、起磁力は大きいほど磁化反転が早い。異方性磁界はある程度大きくした方が磁化反転が早くなることがわかった。
- 2005-09-29
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