イギリス19世紀貧民教育状態(VIII) : 1860年代前半期「改定教育令」下の貧民教育
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概要
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本稿は,イギリス19世紀における貧民教育状態に関する継続研究であり,1860年代前半の貧民教育状況について,公にされた報告を中心に検討し,「改定教育令」下の貧民教育制度においても公教育制度の枠内での一定の進行を確認し,1870年基礎教育法成立による一応の公教育制度の確定過程にいたる1860年代後半までの貧民教育の問題状況の一端について考察するものである。This article is one of the continuous study about the poorer education in 19th century in Gt.Britain,especially in England and Wales.It makes clear the state of education for poor law schools in the former period in 1860s',illustrateing with main printed reports of several committees of education.and“Newcastle Report”and‘Revised Code’are examined in relation to the change of the system and practice of the‘poor law schools’.
- 大阪教育大学の論文
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