1. 放射線治療医の立場から(全身照射法の技術的諸問題)
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概要
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(1) 現在のTBIは線量は12Gy, 6分割, 3日が多い.(2) 線量率は10cGy/min.以下にすべきである.(3) Bioclean用具は使用しない施設も多い.(4) 眼の線量は1/2で問題なさそうである.(5) 成績は, 白血病の良い状態での治療で, 5年生存率が60〜70%, 不良な状態での治療では, 30〜40%である.(6) IP発症率は35%, 死因となることが少なくなってきている.正岡班のデータは大阪大学の井上俊彦先生が中心となり集計されたものを引用させていただいた.名古屋骨髄移植グループのデータの使用を許していただいた名古屋第一赤十字病院内科小寺良尚先生および名古屋第一赤十字病院のTBIのデータを作っていただいた放射線治療技術課藤井洋司先生に謝意を表す.
- 公益社団法人日本放射線技術学会の論文
- 1991-12-01
著者
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