203. サーモグラフィによる乳房腫瘤性病変の検討(超音波他)

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概要

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1.超音波・マンモグラフィに比べ診断率はあまり差はなかった。しかし、1cm以下の深在腫瘤では描出能が悪く、熱の伝達、温度分解能が関係すると思われる。2.コンタクトサーモグラフィの検査方法の基本として、十分に室温に順応させる。適切な温度の液晶プレートを選択する。左右の熱パターンを比較する。精度を上げるには冷却負荷を行う。等が重要と考る。3.コンタクトサーモグラフィは、比較的診断能が高い。非侵襲。小型軽量で安価。操作が簡単。等の利点があるが、ランニングコストが高い。検査時間が長い。偽陽性率が高い。等の欠点があり、集団検診に応用するには、他の検査と併用するなど十分検討し、装置の改良等をする必要があると考える。
公益社団法人日本放射線技術学会の論文
1990-02-01

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