炭素含有量大なる鋼材の瓦斯切斷の影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
電弧熔接法の發展に伴つて瓦斯切斷法も益々重要視されて來る。言ふ迄もなく熔接構造は鋼材部品の結合體であるから, 夫等の鋼材を任意の形態に切斷し得ることが必要になり, 瓦斯切斷法の重要性を生じて來た所以であらうと思ふ。瓦斯切斷面の熱的影響に依る材質の變化に對しては既に数多の文獻を見出すが, 筆者は試みに炭素含有量の多い炭素鋼材の瓦斯切斷面の硬化に就て一實驗を試みた。茲にその結果を概述し度いと思ふ。
- 社団法人溶接学会の論文