電源体積の熱・エネルギーモデリング
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概要
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電源の体積は、使用部品であるトランスやフィルタ用の磁性部品、コンデンサー、半導体スイッチ、整流ダイオード、放熱フィン等の大きさと配置で決定される。これらの使用部品とその配置は、出力パワーの他、回路方式、変換周波数、効率、熱設計等によって選定される。つまり電源の体積はこれらの多くの要素の組み合わせで決定される。電源の体積を解析する場合、これらの要素の全てをパラメータとして厳密に解析することは現実には困難であるため、ある程度大まかな解析が必要である。本報告では、電源を熱的およびエネルギー的な集中定数として捉え体積を解析することを、熱、エネルギーおよび両者の複合モデリングとして提案する。また、実際の直流定電圧安定化電源のデータにより、各々のモデリングの妥当性と電源の小型化の検討等への有効性を示す。さらに、提案されたモデリングから見た今後の電源の小型化の方向性を述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
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