電気シェーバーによる体内誘導電流の計算
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概要
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1979年、送電線からの磁界により小児癌の死亡率が高くなるという疫学的研究が報告されて以来、低周波磁界の生体効果に対する関心が高まってきた。また、電気シェーバーによる磁界は他の電気機器に比べてレベルが高いことから、それによる体内での誘導電流の計算が不可欠である。従来より、UHF領域を対象とした微小磁気ダイポールによる球モデルでの計算がなされている。しかし、そこで用いられている計算手法を低周波領域で適用できるかは不明であった。本研究では、従来の球モデルでの計算手法が低周波領域でも適用できるかを調ぺるために、平板モデルでの誘導電流計算を行い、球モデルと比較・検討した。同時に、実際の電気シェーバーからの磁界が人体内にどの程度の誘導電流を引き起こすかの評価を行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
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