入出力に圧電横効果を利用した圧電トランスとその駆動方法
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概要
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最近、液晶ディスプレイのバックライト用インバータに圧電トランスを用いる検討が活発に行われている。バックライトには冷陰極管が用いられ、その安定点灯時のインピーダンスは100kΩ程度である。一般に、電圧トランスの昇圧特性には負荷依存性があり、100kΩ程度の負荷に対する昇圧比が低く、圧電トランス単体で実用的な昇圧比を得ることが難しい。よって、これまでに報告されている圧電インバータでは、昇圧用の巻線トランスやインダクタ等が使用されている。本論文では、昇圧比を高める一つの手段として、入出力に圧電横効果を利用した厚み-幅横効果型圧電トランスをフルブリッジ駆動することで、圧電トランス単体の昇圧比を実効的に約2倍にできることを示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
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若生 直樹
トーキン
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若生 直樹
株式会社トーキン商品開発研究所
-
塩谷 太志
株式会社トーキン
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佐藤 宏行
株式会社トーキン
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猪 義博
株式会社トーキン
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塩谷 太志
株式会社トーキン商品開発研究所
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佐藤 宏行
トーキン
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