海洋観測装置におけるケーブル接続構造の信頼性の検討
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概要
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光通信システムの発展にともない、海洋観測装置は、同軸方式から光ファイバー方式へと移行している。この様な伝送媒体の変化により、観測装置と光ファイバーケーブルとの接続部は、銅パイプを用い芯線を貫通させる構造が採用されている。本構造では、銅パイプの接続部に水密、耐水圧性が要求される。さらに、今後は小型化が進み、より水深の深いところに敷設されるようになることが予測され、長期に渡る信頼性が要求されている。従来、銅線の接続工法は、はんだ付け接続が主流であったが、銅パイプの接続では、水密、耐水圧および低温特性に優れた、ロー付け工法の方が優れている。今回、このロー付けによるケーブル接続構造の信頼性について、検討を行ったので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
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