二重共振型第二高調波発生システムの自励発振時におけるスクイージング特性

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概要

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光第二高調波発生の量子光学的現象の一つに、スクイージング現象がある。これは、光検出時の雑音がショット雑音レベル以下に抑圧される現象であり、超精密干渉測定等への応用力期待されている。基本波と第二高調波の両者を閉じこめる二重共振型第二高調波発生システムでは、定常状態から自励発振への遷移領域で、極めて大きなスクイージングを発生することが知られている。しかし、自励発振時のスクイージング現象については、未だ体系的な研究がなされていない。自励発振時にスクイージング現象を起すことが明らかになれば、超低雑音パルス光発生への見通しが立つ。そこで、本稿では、自励発振時の本システムを数値計算により解析した結果を述べ、スクイージング量を検討する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-09-05

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