端末数増大に対応した高速無線LANランダムアクセス方式の提案
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概要
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近年マルチメディア通信への要求は年々多様化しており、19GHz帯を用いた高速無線LAN装置が提供されている。しかし、屋内など近傍に反射物の存在する環境で通信を行う場合、直接波と反射波の経路差から生じる遅延スプレッドが高速データ伝送では重大な干渉源となり、干渉の少ない伝送路を選択する方法が重要になる。また今後利用形態がよりパーソナル化することにより、システムあたりの端末数が増大し従来のアクセススロットプリアサイン型の方式では対応できなくなる。 今回我々はこのような問題を解決する方式として、高速データ通信に適し、かつ端末数の増加に適応した無線回線アクセス方式を提案する。
- 1997-08-13
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