修正フラクタルパラメータを用いた画像拡大回路の高速化に関する検討
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概要
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画像を拡大する機能は、将米のマルチメディア放送サービスにおけるキーテクノロジーの一つと考えられる。このとき受信機の負担を考えると、できるだけ高速かつ高品位な画像拡大が可能なハードウェアが必要になる。 一般的に、高速かつ大容量のメモリを低廉に実現することは容易ではない。そのためフラクタルベースの画像拡大手法を用いたハードウェアでは、画像メモリと復号器との間に処理速度の差が生じ、これがボトルネックとなって高速な画像拡大回路の構成が困雄であった。今回我々は、メモリと復号器の処理速度の比が1:αであるときに、ドメインセルの使用回数のヒストグラムをαの倍数に離散化することにより、拡大処理時間を従来回路の約1/αに低減する画像拡大回路の構成法を提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
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