多心光コネクタ用マスタプラグの基本検討
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概要
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将来の大規模光加入者網構築のためには、高密度多心光ケーブル技術及び低損失多心光コネクタ技術の確立が必要である。多心光コネクタとしてプラスチック成形による16心光コネクタ開発が進められている。ここで、多心光コネクタの性能の検査は、マスタプラグと通常プラグとを接続し、その損失を測定することにより行われる。多心光コネクタの低損失化のためには、検査の基準となるマスタプラグの寸法高精度化が不可欠である。現在、マスタプラグを得るには、プラスチック成形した多数のプラグの中から接続損失測定により低損失なプラグを選別する繁雑な作業を必要としている。また、使用回数が多くなるとプラグ間を位置合わせするためのピン穴部が摩耗し、マスタプラグとしての使用に適さなくなる。そこで今回、高い寸法精度を有し、繰り返し使用の可能なマスタプラグの基本構造を検討したのでその結果を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
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