企業内ディレクトリシステム
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概要
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近年のOA化の発展に伴い、企業の各種システムで使用されるデータの管理が重要になっている。開発経緯の違いなどで各種システムは独自にデータベースを保有する傾向が見られるが、本来は集中的に管理した方がメンテナンス上からは望ましい。しかし、データ形式の違い、アクセスインタフェースの違い、あるいは機種の違い等により現実には統合が困難である。一方、通信に関するデータベースの標準としてITU-T及び国際標準化機構(ISO)でディレクトリが標準化されている。本稿では、電話番号、FAX番号、勤務先住所等の個人データを案内する企業内ディレクトリシステムを構築したので、システムの概要とシステム構築の一環として行ったDIT(Directory Information Tree)構成法及び維持管理機能についての考察を述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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