"Quick-Net" : コンピュータ通信インフラ
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概要
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近年のパソコンの普及はめざましく、2000年にはその数は4000万台に達すると予想されている。このことは電話と並ぶ新たな通信端末が出現することを意味しており、通信事業者には100年をかけて築き上げた電話インフラに代わるコンピュータ通信インフラを、新たに築くことを要求されている。コンピュータ通信では、音声に代わりトランザクションの転送が課題となる。特に、今後の一般ユーザヘのコンピュータ通信の普及を目指すには、トランザクションを瞬時に届けることが魅力的なサービスとなろう。すなわち、従来の電話等を対象とした"帯域"を提供するネットワークに代わり、コンピュータトラヒックに合わせた"トランザクションを効率的にかつ瞬時"に転送できるネットワーク(以下"Quick-Net"と呼ぶ)を実現する必要がある。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
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