コンピュータとFTTH
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概要
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マルチメディアの本質は、各種メディアがコンピュータ上で意味のレベルで融合したものと考えられ、したがってマルチメディア通信とは、一言で言えば"コンピュータ通信"と言い換えることができる。その意味で、インタネットはマルチメディア通信サービスそのものであると言えよう。そのインタネットの指数関数的な拡大に加え、近年のパソコンの爆発的普及(96年には全世帯の10%、2000年には30%程度と予想)を併せて考えると、マルチメディア通信すなわちコンピュータ通信時代が、まさに到来せんとしていると言える。通信事業者としては、このようなコンピュータ通信時代に備え、100年をかけて築き上げた電話インフラに代わる新しいコンピュータ通信インフラを、これから新たに築いてゆくことになる。本稿では、コンピュータ通信インフラのアクセス系に焦点を当て、要求条件を踏まえてその基本構成を明らかにする。同時に、コンピュータ通信サービスへのニーズが、FTTHへの道を自然に切り拓くことを主張する。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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