分散環境でのサービス流通制御機構に関する検討
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概要
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分散処理環境(DPE)を具備したオープンな通信ネッラトワークでは,トレーディング機能により,利用者は多種多様のサービスの中から要求にあったサービスを取捨選択できるようになる.しかしサービス提供者の自由な参入によりサービスの種類や数が増大すると,複雑化するサービスの流通を制御するための機構が必要となってくる.具体的な制御指針としては以下に示すような利用者,提供者,トレーディング機能を提供するネットワーク管理者個々の利用/運用ポリシによる制御が有効である.●利用者:特定ジャンルのサービス憤報だけを取得する/場所や時間帯,個々人毎にサービスを使い分ける●サービス提供者:契約者だけにサービスを知らせる/サービスの利用状況に応じてサービス品質を使い分ける●ネットワーク管理者:サービス提供地域を限定する/ネットワークの正しい運用の為に必要に応じてアクセス制御する一方,分散システムの管理モデルとして,個々のサーバオブジェクトを管理するポリシ制御オブジェクトを導入したMeyerらの研究がある.我々は彼らのモデルに基づき,上記のようなポリシによるサービス流通制御の実現法を検討した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
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