プログラマブルな通信網のための実行環境構成の検討
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概要
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通信ネットワーク上の分散オブジェクトにより構成されるアプリケーションを運用するための実行環境の構成法について述べる. 本実行環境は, 分散処理環境をベースに, ネットワークの稼働状況や構成変化に応じて, アプリケーションの配置形態を制御可能とすることを特徴とする. 本稿では, オブジェクト間通信において必要とする情報をローカルに保持することで, 通信遅延を低減し, 耐故障性を高める名前情報管理方式と, 異なるプログラムから生成された同種の機能をもつ複数のオブジェクトを同様に扱うことで, 柔軟なオブジェクト運用を可能とするオブジェクト管理方式, を提案する. これによりネットワークの故障や負荷変動に対しても安定したオブジェクト間通信を実現でき, バックアップの確保, 新機能の導入やそのテストなどの設定が容易になる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-01-23
著者
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