広帯域無線方式における人体遮蔽発生確率の推定結果
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概要
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100Mbps程度の伝送容量を目標とするワイヤレスアクセス方式では多重波干渉を軽減するため指向性アンテナを用いた基地局-端末間での直接波通信が基本となる。準ミリ〜ミリ波領域における通行人の人体遮蔽による直接波レベル減衰量は20dB以上、車両による減衰量は25dB以上が予想される。従って遮蔽に対する数十dBのマージンが確保できない場合は送受信点間の見通しの有無が通信の可否を決定する。本稿では遮蔽の発生確率と発生間隔についてポアソン過程に基づく検討結果を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
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