広帯域無線アクセス方式における無線ゾーン構成法の検討
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概要
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広帯域ワイヤレスアクセス方式はSHF帯を用いてユーザあたり10Mbps程度の伝送速度を提供することを目指して実用化検討が進められている。従来に比べて無線チャネルあたりの占有周波数帯幅が広くなるため、できるだけ少ない無線チャネル数で広いエリアをカバーする必要がある。特に、基地局アンテナは地上高数mに設置される場合が多く、基地局〜端末間の伝搬より距離に対する損失が小さいと予想される。従って、同一周波数繰り返し距離の検討は基地局間干渉特性に依存する。本報告では、都市内建物データとレイトレース法を用いた広帯域受信レベルの計算機シミュレーションにより所要の基地局間距離を明らかにしている。また、広帯域ワイヤレスアクセス方式の有力な適用エリアである都市内の歩道環境で影響すると考えられる街路樹の遮蔽効果も考慮している。さらに、これらを元にした都市内環境におけるクラスタサイズの検討結果を示している。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-01-22
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