伝送処理モデルに基づく仕様検証シミュレーションの実現
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
伝送装直設計においては、形式的な仕様記述法が確立されておらずCADを利用した効率的な設計・検証環境の実現が困難であった。そこで梱包型データ傘の伝送処理を行う機能モデルを提案し、その形式的記述法について検討してきた。本手法で記述した仕様を検証するには、人手によって行うか、市販のシミュレータが利用できる様に仕様記述を別の記述形式に変換した後でシミュレーションを行わなければならなかった。しかし、前者は多大な労力を要するため充分な検証が出来なかった。 また、後者では変換した記述を用いるため、誤りを発見した湯合にそれが設計のどの段階で混入したものなのか判断できない上、元の仕様記述との対応付けも困難であった。そこで本稿では、上記記述手法により記述した伝送装置仕様を、 直接シミュレーションして検証する方法を実現したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
関連論文
- 伝送フレームに着目したデジタル通信システム設計手法
- プログラマブル通信回路アーキテクチャ
- 通信処理用ラピッドプロトタイプシステム構築を目指したFPGA-MCMの構成法
- 通信処理用ラピッドプロトタイプシステム構築を目指したFPGA-MCMの構成法
- ATMネットワーク用プログラマブルATMアダプタ
- ATMネットワーク用プログラマブルATMアダプタ
- 通信処理を目的とした再構築可能システム
- ATMネットワーク用プログラマブルATMアダプタ
- 通信処理を目的とした再構築可能システム
- 構成可変高速通信システム
- プログラマブル通信システムによるリアルタイムATM処理回路の実現
- ハードマクロ適用による通信用FPGAの動作速度改善
- 伝送装置仕様記述に基づくRTL変換の検討
- 伝送処理モデルに基づく仕様検証シミュレーションの実現
- 伝送装置の形式的仕様記述に関する一考察