受光素子を不飽和領域動作でばらつき補償したコールIDアダプタ用ラインインタフェイス回路
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概要
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英米で実施されている発信者電話番号通知サービス(コールIDサービス)が日本でも実施される予定である。当社ではこれに対応するアダプタを開発している。コールIDアダプタは、回線とID復調部との間に絶縁機能のあるインタフェイス回路をもっている。著者は、光結合を用いた通信装置用ラインインタフェイスを提案してきたが、これを改良して、コールIDアダプタ向けに適用し、好結果を得た。光結合ラインインタフェイスでは光結合素子のばらつきを補償する必要があり、素子にばらつきがあっても一定の伝達率を得ることができるようにすることがポイントとなる。本報告では受光素子を不飽和領域で使うことによってばらつきを補償する回路について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
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