伝票読取り方法の検討
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概要
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従来のOCRには、各帳票フォーマットの種別に対応したフォーマット定義データを用いて文字を切出し認識する方式がある。この種のOCRには各帳票フォーマットの種別毎に設定された帳票種別番号(帳票ID)が印刷されており、この帳票IDの認識結果に基づいてフォーマット定義データを読出すようになっている。最近では私製及び市販の伝票を読取りたいというニーズが高い。しかしながらこれら伝票には帳票IDが印刷されていないため、従来の方式による文字の読取りができない。筆者らは、当社独自の文字認識手法である構造化線素整合法を利用して伝票の罫線特徴から帳票フォーマットの種別を認識し、その認識結果に基づいてフォーマット定義データを読出すことにより文字を読取る方法を検討したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
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樋口 浩一
沖電気工業株式会社マルチメディア研究所
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石川 和弘
沖電気工業株式会社ヒューマンインタフェース開発センタ
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桜井 雅寛
沖電気工業株式会社マルチメディア研究所
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岩下 博一
沖電気工業株式会社マルチメディア研究所
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石川 和弘
沖電気工業株式会社カスタマコンタクトシステム事業部
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岩下 博一
沖電気工業株式会社カスタマコンタクトシステム事業部
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岩下 博一
沖電気工業
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石川 和弘
沖電気工業
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樋口 浩一
沖電気工業
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