手書き文字パタンの抽出方法
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概要
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近年、光学式文字読取装置(OCR)の進歩はめざましく、手書き/活字、英数字/漢字を読み取ることができ、幅広い分野で利用されるようになってきた。従来、OCRにおいて文字認識を行なう際には、二値化された文字パタンを用いる場合が多く、二値化を行なう方法として、多値画像に対して最適な二値化閾値を設定する方法については、これまでに数多く提案されているものの、カラー画像を用いた方法についての評価例は少ない。ところで、文書、帳票等に文字を記入する際には、黒色の鉛筆あるいは黒色のボールペンを用いる場合が多い。そこで本報告では、読取り対象文字が黒色の鉛筆あるいは黒色のボールペンの何れで書かれている場合でも品質の良い文字パタンが得られる、カラー画像を利用した二値化方法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
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樋口 浩一
沖電気工業株式会社マルチメディア研究所
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伊東 晃治
沖電気工業株式会社マルチメディア研究所
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伊東 晃治
沖電気工業株式会社:マルチメディア研究所
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菅野 功
沖電気工業株式会社
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樋口 浩一
沖電気工業
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樋口 浩一
沖電気工業株式会社:マルチメディア研究所
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菅野 功
沖電気工業株式会社:マルチメディア研究所
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