北多摩地区の地下地質
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概要
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東京都では昭和30年代の中ごろから武蔵野台地および下町低地の地下に分布する地層群について、深さ150〜1,003mの層序試錐を施し、層序や分布形態等の解明に努めている。層序試錐のうち、多摩地区の調査は昭和47年(1972)の東久留米市における深さ1,003mの試錐を最初にして、平成3年(1991)の小金井市武蔵野公園内で実施した深さ503mの試錐をもって一応終了した。その間の試錐井は18本である。そこで、本文は既に試錐計画が終了している多摩地区のうち、多摩川左岸域の北多摩地区を中心に、地下地質の層序、地質構造を主体にして、地下水および土質の特性について述べるものである。
- 一般社団法人日本応用地質学会の論文
- 1995-10-10
著者
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