有肺類の性現象に関する研究 : I.ナメクジ数種の両性腺における雄性及び雌性生殖細胞の形成・発達について
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概要
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The present authors studied histologically the formation of the hermaphroditic gland and the differentiation of reproductive cells during the devolopmental period from embryo to young. Material used was the following 5 species: Meghimatium confusum COCKERELL, Meghimatium fruhstorferi COLLINGE, Limax marginatus MULLER, Limax flavus LINNE and Deroceras varians A.ADAMS. All were reared in the laboratory at room temperature. All 5 species, showed no remarkable growth of hermaphroditic gland for a few weeks after hatching (Figs. 1, 2, 3, 4, 12, 21). At this stage the larvae showed jelly-like gonads. Following this larval stage the female reproductive cells showing small amount of yolk substances appeared in the gonad (Figs. 5, 6, 7, 13, 15, 18). Vigorous spermatogenesis then took place in the hermaphroditic gland (Figs. 8, 9, 16), resulting in an increase of spermatozoa. The female reproductive cells grew in volume, steadily accumulating yolk substances (Figs. 10, 11, 14, 17, 19, 20). Among the 5 species, Meghimatium frustorferi showed the slowest development of the hermaphroditic gland; the gonads were quite small even 5 months after hatching (Fig. 22). The female reproductive cells with yolk substances were first observed in the gonads about 10 months after hatching (Fig. 23), and there was no remarkable changes in the hermaphroditic gland at almost 2 years old (Fig. 24). On the other hand, the larvae of Deroceras varians showed the most rapid development of the hermaphroditic gland and earlier formation of the reproductive cells than the other species.
- 社団法人日本動物学会の論文
- 1963-05-15
著者
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