任意電源対応遅延ライブラリ生成の一手法
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概要
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低電圧化によって消費電力を下げることが可能となる。そこで、LSIとしての動作を保障するためには新たな電源電圧レベルに対応したタイミング検証が必要となるが、タイミング検証用に新たな遅延ライブラリを作成することは時間がかかるという問題がある。そこで、この問題を解決するため、任意の電源電圧に対応できる遅延ライブラリ生成方法について報告する。本手法では、異なる電圧で回路シミュレーションにより予め作成した2組の遅延ライブラリから、任意の電圧での遅延ライブラリを補間により高速・高精度に生成することが可能である。遅延計算精度についても、実験結果から回路シミュレーション比-3%〜5.5%の精度が得られた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-03-03
著者
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平田 正明
松下電器産業株式会社半導体開発本部半導体先行開発センター
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山口 龍一
松下電器産業(株) 半導体研究センター
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山口 龍一
松下電器産業 半導体先行開発セ
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山口 龍一
松下電器産業株式会社半導体開発本部半導体先行開発センター
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