高速CMOSインタフェース回路:ALINX
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概要
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本稿においては、通信システムにおける装置内インタコネクションの高速化、低電力化、経済化を目的として開発した0.5μmCMOSプロセスによる小振幅高速インタフェース回路(ALINX; Advanced Low-voltage Interface Circuit System)の伝送性能評価結果について報告する。まず、今回開発したインタフェース回路の方式および回路構成とその性能仕様を紹介する。次に、評価用チップによる伝送性能評価の試験結果について詳細に述べ、平衡伝送については消費電力8mWにて622Mb/sの信号転送を、不平衡伝送については14mWにて312Mb/sの信号転送を可能とする伝送性能が観測されたことを報告する。さらに低雑音性能、活線挿抜耐性能などを含めた総合的な性能評価結果を報告する。また、ALINXの雑音性能評価を示し、通信システムへの適用時の雑音設計について考察した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-05-26
著者
-
山田 享
沖電気工業株式会社ネットワークシステム開発センタ
-
廣瀬 邦治
沖電気工業
-
横溝 幸一
沖電気工業株式会社
-
羽賀 和清
沖電気工業株式会社ネットワークシステム開発センタ
-
富田 敬
沖電気工業株式会社超LSI研究開発センタ
-
富田 敬
沖電気工業(株)lsi事業部
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羽賀 和清
沖電気工業(株)第二基幹ネットワーク事業部
-
横溝 幸一
沖電気工業(株)
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