ソフトウェアの機能変更と移植における生産性モデル
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概要
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ソフトウェアの開発形態は大きく新規開発,機能変更,移植に分類できる.保守の工数や期間の長大化に見られるように機能変更の頻度,重要性が注目されている.また,近年ソフトウェア生産性向上の切り札としてインタフェースの標準化などの移植性向上技術が挙げられている.しかし,従来は開発コスト予測技術に見られるように新規開発形態を中心に議論されており,機能変更時や移植時の生産性が議論されることは少なかった.本論文では機能変更,移植時の生産性を新規開発との比較の観点からモデル化し,これらを決定する要因,評価式を明らかにする.また,評価式が実用ソフトウェアの開発データによく一致することを示す.更に,評価式,開発データより,新規開発,機能変更,移植のどの形態を選択すべきかを判断する際のより所となる指標を導く.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-08-25
著者
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