オブジェクト指向設計のためのソフトウェア評価尺度の考察
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概要
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手続き型プログラムを想定した従来のソフトウェア・メトリクスに対し, クラス, 継承, カプセル化といったオブジェクト指向設計の特徴を評価でき, オブジェクト指向の設計指標として使えるようなプログラムの評価尺度について考察する. 本論文では, オブジェクト指向設計の特徴を整理しオブジェクト指向プログラムの構成要素をモデル化すると共に, このモデルに基づきオブジェクト指向プログラミングに適したソフトウェア評価尺度を定義する. また, 各評価尺度についてその性質とオブジェクト指向設計における意味およびファジー推論を用いた各尺度の総合的な評価方法などについて述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-01-25