ソフトウェア規模見積りモデルとその評価
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概要
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本論文では,ソフトウェアの規模をプログラム設計書等のドキュメントから見積もるモデルを提案し,その適用例と評価について述べる.本モデルはソフトウェアの規模を設計書の記述レベルに応じて段階的に見積もることを前提としたモデルである.また,処理の複雑度および環境要因を見積り規模の補正係数として考慮している.本モデルでは,プログラムを構成する各種の機能を実現する処理単位ごとに,過去の実積等からあらかじめ基準規模を設定し,ドキュメントから処理単位の数を数えて積上げにより規模を見積もる.見積りに際しては,機能の分解度合に応じた誤差を設定し見積り精度を把握できるようにしている.本論文では,最初にモデルの概念と一般的な規模見積りの手順を述べ,次にこれに基づいた規模の見積り例と評価結果について示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-04-25
著者
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