ソフトウェア評価尺度と生産性評価に関する考察
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概要
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ソフトウェアの制御構造などのプログラム設計上の特性を測定,評価するための方法として,プログラムの複雑度などの特性をソースプログラムを静的に解析することにより定量的に算出し,生産性評価等に利用する方法について考察する.本論文では,プログラムの構造や語彙の種類,数などの分析からプログラムの構造複雑度,処理難易度,演算度などのプログラムの特性を表す評価尺度を定義する.これらの評価尺度の特性を明らかにするために,C言語で記述された各種プログラムを対象に評価尺度を測定しその特徴や評価尺度間の関係等を考察する.更に,本論文で定義したプログラムの評価尺度を開発工数の見積りモデルに適用し,その適合性について考察すると共にこれらの評価尺度と開発工数との関係について考察する.また,開発工数を反映した規模である正規化規模を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-12-25