対数スペクトルの自己相関関数を利用したピッチ抽出法
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概要
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音声の基本周波数の抽出(ピッチ抽出)は, 音声処理の幅広い分野で必要とされているが, 決定的な手法はいまだないのが現状である. 本論文は, 対数スペクトルの自己相関関数を利用した新しいピッチ抽出法(ACLOS)を提案する. その原理は, 音声の対数スペクトルの自己相関関数を計算することによって, スペクトル上における高調彼の周期(基本周波数)を抽出するものである. 音声のSN比を変えてピッチ抽出を行った結果, 本手法は従来法に比べピッチ抽出誤りであるgross pitch errorを改善することができた. 特にSN比が-5dB以下の低SN比音声に対しては, 自己相関関数法よりもgross pitch errorを3.4〜7.2%改善することができ, 本方式が雑音に強いことを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-25
著者
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鈴木 誠史
埼玉大学工学部情報システム工学科
-
鈴木 誠史
埼玉大学工学部情報工学科
-
島村 徹也
埼玉大学工学部情報システム工学科
-
國枝 伸行
埼玉大 工
-
鈴木 誠史
埼玉大 工
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國枝 伸行
埼玉大学工学部情報システム工学科
-
鈴木 誠史
日本工大 工
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島村 徹也
埼玉大学工学部
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