LD励起Er,Yb:Glassマイクロレーザの発振特性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近赤外域のLD励起固体レーザは、高効率で高出力、縦・横シングルモード発振が可能で、周波数安定性や低雑音特性が優れているため。高分解能分光や環境汚染モニタ、レーザレーダ、光通信などの広い分野への応用が進展している。そこで、本研究ではレーザ媒質長が1mm以下のマイクロレーザ(マイクロチップレーザ)のLD励起Er,Yb:glass レーザのCW発振特性について調べ、単一縦・横モードで3mW、マルチモードで48mW、発振周波数の温度係数-1.4GHz, Kの結果を得た。さらに、外部共振器構成で空間的なモード均一性を増大させることにより、単一縦・横モードで8mWが得られ、さらに高出力化、単一モード化のために熱解析を行った。
- 1994-05-23
著者
関連論文
- 有機金属CMTCのSHG特性
- 複合共振器型QスイッチEr, Yb : ガラスレーザーの出力特性
- 大気微量分子計測のための全固体赤外域光パラメトリック発振・増幅器の開発
- LD励起Er,Yb:Glassマイクロレーザの発振特性
- LD励起ミニチュアYb : YAGレーザーの高機能化
- M^2因子を用いたLD端面励起高効率固体レーザーの設計法
- 第12回Advanced Solid State Lasersトピカルミーティング報告
- 全固体CW光パラメトリック発振器の動作特性
- 共振器内部SHG型LD励起Nd : YAGレーザ
- 共鳴励起形Yb : YAGマイクロチップレーザの単一縦モード発振特性
- ダイオード励起固体レーザの高コヒーレント化
- 光シーディングによるパルスレーザの単一モード選択法