CDMA方式における共存セル構成の一検討
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概要
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自動車電話等の高速移動体がマイクロセル内を通過した場合、ハンドオフ数の増加、ハンドオフ制御の不安定等の問題を引き起こす。これに対処する方法としてマイクロセルとマクロセルを地理的に重畳させるマクロ/マイクロ共存セル構成が提案されている。しかし、CDMA方式に適用した場合、マクロ/マイクロセル間での干渉が問題となる。本報告では、CDMA周波数帯域を幾つかのサプバンドに分割し、両セル間で周波数を共用する場合について検討する。上り回線におけるシミュレーション評価より、帯域を分割することにより干渉が分散され、場所率特性の改善が図られることを示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-04-26
著者
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