GII構築に向けた衛星通信実験と国際協力
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
21世紀におけるグローバルな情報通信基盤 (GII) は、ユーザが、いつでも、どこでも、誰とでも、画像、高速データ伝送等ができる多様なアプリケーションを実現し得る必要がある。このためには、光ファイバー網等の地上ネットワークと衛星ネットワークがグローバルかつシームレスに接続されることが求められる。1995年2月の「情報社会に関する閣僚会議」においてこのような接続と相互運用性の確保の必要性が認識され、11の国際共同プロジェクトの一つとして、高速衛星通信実験を含む「広帯域ネットワークのグローバルな相互運用性」(GIBN) のプロジェクトを推進することとなった。これに基づき、現在、日、米、欧、加の間の高速通信実験を実施中である。また、このような実験の必要性は、韓国においても認識され、日韓間においても同様の実験を推進することを合意し、その準備を進めている。ここでは、これら実験の概要と計画並びに日本側の実験実施態勢及び国際協力の枠組みについて紹介する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-01-22
著者
関連論文
- 2-3移動体通信(2.通信における衛星利用技術)(放送と通信における衛星利用技術)
- ETS-Vl衛星通信実験報告
- ETS-VIを用いた高速衛星通信実験
- ETS-VI搭載ミリ波帯中継器の設計と特性
- 我が国における衛星通信実験の現状と展望(衛星通信実験論文小特集)
- 宇宙基地搭載用組立型アンテナのラッチ機構の開発
- 3-1 衛星による広帯域ディジタル画像伝送とその課題(3.次世代画像メディアの基礎技術)(次世代画像メディアへの期待)
- OMS for NeLS : 小型ロボット衛星によるLEOリオービットサービスシステム
- 静止軌道サービス衛星を目指した故障適応的遠隔検査システムの研究
- GII構築に向けた衛星通信実験と国際協力
- GII構築に向けた衛星通信実験と国際協力
- GII構築に向けた衛星通信実験と国際協力
- 衛星間通信技術