ハイブリッド型回線留保数制御による申告型チャネルアサイン方式(モバイルIP,無線通信一般)
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概要
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移動通信システムは今後も需要の増加によるチャネル不足が懸念されており,より多くのチャネルを確保する技術が求められている.この問題に対し,セルのミクロ化によってチャネル資源の繰り返し利用効率を上げる動きが最も有力であるが,移動通信端末に対して移動先でチャネルを保障していない現状のシステムではハンドオフ呼損の増加が懸念される.一方,移動通信端末の利用形態の多様化によりレディメイド型のサービスでは飽き足らないユーザが増え,通話の安定性の更なる向上への要求も強まっている.ハンドオフ時における品質改善について考えてみてもユーザ個々の移動性や,料金,通話品質への満足度を考慮する必要がある.本稿では,申告型サービスの運用をベースとすることで,ユーザ満足度を的確に捉え,ハイブリッド型回線留保数制御により品質保証の即応性と効率的なチャネル利用を両立するチャネルアサイン方式を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-05-13
著者
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山本 尚生
武蔵工業大学大学院工学研究科
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山本 尚生
武蔵工業大学 大学院 工学研究科 システム情報工学専攻
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田中 啓嗣
武蔵工業大学大学院工学研究科経営工学専攻
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山本 尚生
東京都市大学大学院工学研究科
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