ブロードバンドDS-CDMA無線アクセスを用いたマルチパスフェージングチャネルにおけるTCPスループット特性の実験結果(モバイルQos, ユビキタス, アドホックNW, 及び一般)
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概要
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本稿では,ブロードバンドDS-CDMA無線アクセスを用いたときのマルチパスレイリーフェージングチャネルにおけるTCPのスループット特性について試作した実族装置を用いて室内実験により評価した.試作した実験装置では,無線パケットフレーム長を0.5msecと短くしてTCPを用いたIPパケットを無線パケットフレームに分割およびマッピングし,パケット合成型のハイブリッドARQ(Automatic Repeatre Quest),物理レイヤのパイロットチャネルを用いるコヒーレントRake受信,ターボチャネル符号化, 2ブランチのダイバーシチ受信を適用している.実験結果より,TCPのスループット特性の改善がほぼ飽和する再送回数6回までの範囲においては,再送による遅延増加の影響は小さいため,再送回数を大きく設定し,残留無線パケット誤り率を小さくするほうがTCPスループットの向上に効果的であることを示した.さらに,無線パケットとTCPのスループット特性差12%以内を実現するためには,残留無線パケット誤り率を10^<-3>以下にする必要があることを示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-04-15
著者
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佐和橋 衛
株式会社NTTドコモIP無線ネットワーク開発部
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佐和橋 衛
株式会社nttドコモ ワイヤレス研究所
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原田 篤
株式会社nttドコモ無線アクセス開発部
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原田 篤
株式会社nttドコモ
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安部田 貞行
株式会社nttドコモ無線アクセス開発部
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安部田 貞行
株式会社nttドコモ
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儀間 哲仁
株式会社NTTドコモ IP無線ネットワーク開発部
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儀間 哲仁
株式会社nttドコモip無線ネットワーク開発部
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儀間 哲仁
株式会社nttドコモ ワイヤレス研究所
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儀間 哲仁
Nttドコモ Ip無線ネットワーク開発部
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佐和橋 衛
株式会社NTTドコモ IP無線ネットワーク開発部
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