MW2000-27 / OPE2000-27 無調芯光送受信モジュールの原理評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
光加入者向けにコストなPLCハイブリッド集積型光送受信モジュールの開発が盛んである。さらなる低コスト化のためには光ファイバとの無調芯接続が必要である。このためシリコン基板上に光導波路とV溝を一括形成するプレーナープロセスならびにダイシング加工を用いて原理試作を行った。構造については一本の直線導波路のみとし、下り光はフィルターにより基板上部へ反射させるシンプルな構造とした。WDMフィルターを挿入して評価を行った結果、上り光1.3μmの通過損失は0.46dB、下り光1.55μmの反射損失は1.48dBと良好な結果を得た。これにより低損失な光送受信モジュールとしての動作が可能であることを確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-06-23
著者
関連論文
- C-3-65 スラブ導波路にアイランドを設けたAWG (II)
- C-3-64 スラブ導波路にアイランドを設けたAWG(I)
- C-3-23 非対称Y分岐導波路の製作
- MW2000-27 / OPE2000-27 無調芯光送受信モジュールの原理評価
- MW2000-27 / OPE2000-27 無調芯光送受信モジュールの原理評価
- C-3-40 無調芯光送受信モジュールの原理評価
- プラズマCVDによる石英系光導波路の製作
- 異方性エッチングを用いた狭ピッチSi-V溝基板の検討
- 波面整合によるY分岐導波路の低損失化設計